「企業は人なり」と言われるように、メーワでは、主要な経営資源である「ヒト・モノ・カネ」の中で「ヒト」が一番大切だと考えています。
そして、どのスタッフにも「仕事を通じて成長して欲しい」、
「プライベートにおいても一回きりの人生を豊かに生きて欲しい」と真剣に願っています。
当社の事業は人と人との繋がりで成り立っているため、人間性重視の採用を行っています。決して優秀な学歴などを重要視している訳ではありません。ベースとなる人間力が高ければ、メーワの仲間と共に成長していけると考えています。
「誠実・素直・プラス発想」この3つを主軸に、「仕事を通じて感動や成長がしたい」「自分自身の可能性をとことん追求したい」といった強い意欲を持った方こそ、当社の求める人材です。
誠実さや思いやり、感謝力など、人間性を重視した社員の育成に力を入れています。だから、自分たちで言うのも憚れますが、メーワの社員は心根が優しく、良い人ばかりです。これらは当たり前のことのように聞こえがちですが、社員のスキルだけではなく人間性についても本気で考えている企業はなかなか存在しないのではないでしょうか。
日本の大手製造業者なども実践している整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字を取った「5S活動」を行うのも、業務改善に役立てるだけでなく、当たり前のことである挨拶や掃除の真の大切さと向き合うことで、自らの「気づき」や人間的な成長を促すことを目的としています。
また、新卒採用プロジェクトでは各部門の若手社員が中心となり、説明会の企画運営や、採用ブログやFacebookへの情報発信などを担当しています。社員が「プロジェクト」に参加して、幅広い視野を身に付ける機会を設け、各人の可能性を追求しています。
このほか、「改善提案制度」では提案を出すだけでなく、認められた案件は提案者自身が仲間と共に実行し、報告まで行っています。1年目の若手でも主体的に会社の仕組みづくりに携われるため、社員の自主性を引き出すことに役立っています。
新人の育成には、先輩社員がマンツーマンで指導する「エルダーシステム」を導入しています。節目ごとに習熟度のチェックを行い、業務スキルを身に付けていくとともに、先輩とのコミュニケーションを通じてメーワの理念やマインドを学んでいきます。その後は資格の取得や外部研修への参加など、社員に応じて個別に成長をサポートしています。
メーワでは、自分が望めば、人間性の向上と共に自らの可能性が広がっていく環境が整っています。
自己啓発を促すベースとなっている仕組みの一つに、毎月行われている任意参加型の社内勉強会があります。勉強会といっても講師が一方的に教える堅苦しいものではありません。お菓子などを食べながら、リラックスした雰囲気の中で、例えば、他社の優秀な会社の事例や感動する偉人の話をもとに社員同士がグループディスカッションをするという形をとっています。
参加者は、さまざまなテーマについて自分だったらどのように判断し、行動するかを発言したり、
仲間の意見を聞くことで多様な価値観や考え方、人間的な幅を身に付けていきます。業務を離れて上司や先輩の考えを理解したり、他部門の社員と意見を交わしたり、社員同士が仲間としての絆を深める場にもなっています。勉強会が終わった後に皆でご飯を食べに行くのも楽しいと評判です。時には社長も参加して社員と一緒になって色々なことについて熱く語り合います。立場、ポジションの違う人達の考え方を学ぶことで、将来自分がステップアップする際の参考になるかもしれません。
他にも、企業側の立場として新卒採用PJに参加するチャンスが得られれば自分の会社や仕事について“自分の言葉”で学生に語ることでさらに成長することが期待できます。会社主催のボランティアの地域清掃に参加したいと思ったら参加するのもいいでしょう。一人では長続きしなかったりする“自分磨き”も、仲間と一緒であれば継続しやすいものです。
このようにメーワでは様々な成長機会が存在しています。
メーワは時代に適合した事業と働き方を追求しています。数値分析に基づく科学的な経営手法を採用しており、会社のあるべき姿についても中期三カ年経営計画を立て、その実現に取り組んでいます。例えば現在の計画では、運輸、通関、倉庫に続く新たな事業の柱として、アジアの物流企業とのアライアンスにより現地から国内までの複合一貫輸送体制を構築するためのプロジェクトが進行しています。
30代、入社9年目の社員がこのプロジェクトリーダーとして現在活躍中です。このチャレンジは関わるメンバー全員にとって大きな成長機会となり、人材育成の場ともなります。リーダーを務める社員は、「全てが一からのスタート、学びながらの作業で大変ですが、新しい事業を任されたことにやりがいを感じますし、使命感を持って取り組んでいます。入社前は自分がこんなに仕事を楽しむ人間だとは思っていませんでした(笑)」と楽しそうにイキイキと語っています。働き方や価値観が多様化していく現代においても、仕事で“楽しむ、成長する”の両方が必要なのは
いつの時代も変わらず大切なことではないでしょうか。
このように、若手社員に新たなプロジェクトを任せ、その動きを周囲に波及させることで社内に新たな活力を生み出して行く、そんな風土がメーワにはあります。